[2025年5月開講] 文芸翻訳(エッセイ)五十嵐真希クラス ※定員になりました
韓国語と日本語は文法的に似ていることから一読して内容を把握しやすいものです。しかし、「翻訳」は韓国語和訳でも要約でもありません。原文を正しく解釈して、それを日本語でどう表現するかが重要です。詩人アン・ドヒョンのエッセイ集『アン・ドヒョンの発見』を翻訳しながら、内容の正しい把握とふさわしい表現を学びます。
- 講座の進め方(予定)
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① 全員がエッセイ2編(1編700字ほど)を翻訳し、授業のある週の月曜日までに講師にメールで提出する。
② 提出してもらった訳文をすべて匿名にして、講師から全員にお戻しする。
③ 全員の訳文を読んで、講評などを考えておく。
④ 授業当日、すべての訳文について合評、解説を行う。
同じ原文でも人によって様々な訳文が生まれます。それぞれの訳文を読むことで間違いやすい点に気づいたり、新たな日本語表現を覚えたりすることができます。よりよい訳文づくりを目指していきましょう。
- 受講対象者
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チェッコリ翻訳スクールや他校の翻訳講座の受講経験がある方で、ひととおりの上級文法を終え、辞書を引きながら本が読める方
- 定員(最少催行人数)
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定員6名(4名)
- 課題作
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『안도현의 발견』안도현著
※5月期は204頁「개미 있다」より始めます。※書籍をお持ちでない方はチェッコリで受講生20%割引で購入可能です。開講決定後、メールで購入についてもご案内いたします。(開講決定前の割引購入はできませんのでご了承ください)
- スケジュール
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2025年5月9日(金)開講
第2、4金曜日/11:00~12:30/各回90分、計6回
5月9日、5月23日、6月13日、6月20日、7月11日、7月25日
- 講師
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五十嵐 真希 (いがらし まき)
プロフィール
早稲田大学卒業。2006年に翻訳実務検定「TQE」に合格。法務翻訳、会計翻訳、記事翻訳、ゲーム翻訳など様々な分野の韓日翻訳に従事したのち、出版翻訳に携わる。サン・フレアアカデミーにて2014年から2024年まで隔年で翻訳セミナーの講師を務める。
[訳書]キム・ウォニョン『だれも私たちに「失格の烙印」を押すことはできない』(小学館)、アン・ドヒョン『詩人 白石――寄る辺なく気高くさみしく』(新泉社)、イ・ジャンウク『私たち皆のチョン・グィボ』(クオン)など。共訳に『韓国・朝鮮の心を読む』『韓国・朝鮮の美を読む』『韓国・朝鮮の知を読む』『朝鮮の女性(1392-1945)—身体、言語、心性』(以上、クオン)
[編集担当]ソン・ジヒョン『夏にあたしたちが食べるもの』(金子博昭訳、クオン)、『チャン・ソク詩選集 ぬしはひとの道をゆくな』(戸田郁子訳、クオン)
[校正担当]パク・ジュン『泣いたって変わることは何もないだろうけれど』(趙倫子訳、クオン)
- 受講料
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8,000円×6回=48,000円(税別)
受講お申込み
※入会金なし
※3月15日(土)20時募集受付スタート
【オンライン受講について】
・オンライン会議システムzoomを使用します。
・セキュリティ対策を講じ、開講いたします。
・PCでの受講をお勧めします。
・欠席の方も含め、全員に開講日翌日に録画URLをお送りします。欠席された際の補講として、また復習にご活用ください。
【特記事項】
・開講が決まり次第、追って事務局よりお振込等のご案内メールをお送りします
※必ず「チェッコリ翻訳スクール受講規約」を読んでからお申し込みください